「Sun×RECRUIT Mash Up Award」で受賞

Sun×RECRUIT Mash Up Award


先日行われた「Sun×RECRUIT Mash Up Award」の授賞式に参加してきました。


Sun×RECRUIT Mash Up Awardって何?って方は下記のリンク先へどうぞ。
http://jp.sun.com/mashupaward/
http://www.recruit.jp/mashup2006/index.html


私の勤めている会社からは3チームが応募し、私の所属する1チーム(macho)が受賞する事が出来ました。
賞をいただけるなど、光栄でございます。
ちなみに、会社からの応募とはいっても、3チームとも完全に業務外での作業です。
作業時間は、実質週末を費やすことに・・・。


このMash Up Awardですが、全部で、303名参加、56作品の応募があったようで、Sunの方も想定していない応募数だったとのことです。
技術的、内容的にも秀逸なものが多く、すぐにビジネスとして使えるものもあったとのこと。


今回、リクルートさんから、じゃらん、フロム・エー、カーセンサー、スマッチの4つのサービスがAPIとして提供されていましたが、じゃらんのAPIを使った作品が多く、使いやすいとの声が多かったそうです。
こうして頂いた意見は、今後よりAPIが使いやすくなるよう反映していくとのことでした。


さて、授賞式では、受賞作品(8作品)のデモが行われました。
全ての作品(machoは微妙ですが・・・)は、非常に完成度が高く、すぐにでもサービスとして利用できると感じました。


受賞作品の一覧は、以下のとおりです。
リンクがあるので、是非触ってみてください。
http://www.recruit.jp/mashup2006/result.html


簡単にまとめると、、、

  • PodCastとGoogleMapsをMashupし、映像と地図をマッピングさせたサイト(ビジネス性は非常に高かった!)
  • SkypeのAPIとMashUpしたサイト(アークランプの鈴木さん!)
  • 閲覧者のIPアドレスからアクセス元の都道府県を割り出し、表示情報の最適化を行うサイト(デモ・説明無しだったため、上記サイトより引用)
  • Project Looking Glassで3DGUI上でMashupを実現したサイト(見た目は本当にかっこよかった!)
  • シャッフルカードインターフェースと呼ばれる、新しい概念を利用して、利用する宿を選べるサイト
    • シャッフルカードインターフェースとは、カードを2次元グラフ上に配置して、情報を選別するといった、従来の検索方法である、検索結果が出力され、次ページ/前ページを繰り返しながら選択する・・・やり方とは全く違う、新しい直感的なインターフェース
  • 国土地理院の土地利用情報を使って、GoogleMaps上で、その土地が昔どういった用途で利用されているかが判るサイト(超実用的!)
  • Flashグリグリで、楽しく職探しが出来るよう工夫されたサイト
  • 自社製のWebAPIも含め、数種類のWebAPIを組み合わせた、今回の「Mash Up」といったテーマと最も合致していたサイト(最優秀賞でした)
  • machoなサイト(以下で紹介)

などなど。


応募作品の一覧は、以下のリンクから辿れます。
http://jp.sun.com/promotions/mashupaward/


その後のビアパーティ(でしたっけ?)では、他の受賞者の方と話をしたり、リクルートやSunの方、@ITの方とも話をさせていただく機会がありました。
ひょっとしたら、どこかのサイトでmachoな3人が取り上げられているかもしれません。


# 名刺が無くなりそうで危なかったっす。


最後に、machoなサイトを紹介しておきます。

macho 概要

パチスロで全国武者修行旅行をする漢(オトコ)のための地図ベース情報共有サイト。
地図上に現在地・店情報・日記を記録していくことができる。
目玉の機能として旅先で休むとき、資金が枯渇したときに付近の宿、バイト(ガテン系のみ)をお勧めしてくれる。

フロム・エー ナビ編集長 から頂いたコメント (転載)

APIを開放する側から見る、企画への期待は大きく二つあり、①こちらが発想していたものを形にしてもらえること ②こちらの発想外の世界を形にしてもらえること、だと思う。
『漢 -macho-』は、今述べた企画への期待の後者の側を満たしてくれた。地図機能とのマッシュアップで情報を見せるという点では、他作品との重複が認められるが、「パチスロで全国武者修行を行う漢達の旅」というコンセプトを中心に据え、そこにバイトと旅行の情報を織り交ぜるという仕立てに圧倒的存在感があった。馬鹿げていて楽しく実用的というのはすばらしいこと。独自の世界観をもった唯一の作品だった。