Debian Testing(lenny)をインストール

ML115にインストールしました。Debian GNU/LinuxTestingパッケージ(Lenny)です。

今回は、試しにGUI版のインストーラを使ってみましたが、昔に比べてなかなか良くなってきてますね。
ただ、Testing版ということで、質問のいくつかは英語のままでした。この辺は仕方なしですね。
# ちなみに、Debian Etch(現在のStable版)のOSインストール方法は、コチラ(d:id:rx7:20070415:p1)で詳しく書いています。


結局、お遊び用なのでRAID0を使いました。いつも検証のときにボトルネックになるのはディスクI/Oなのよね。それを出来るだけ減らしたかったので(ちょっとはマシになるかな?)。

ただし、/bootのパーティションだけはRAID0ではなくRAID1ではないとダメみたい。(インストーラがエラーを吐いた)

あと、ML115にはSATAコントローラにRAID機能(ハードウェアRAID)が付いていますが、Debian用のドライバなんて当然無いので、使い慣れているソフトウェアRAIDを使いました。

  • /dev/md0
    • /dev/sda1 + /dev/sdb1
    • RAID1, ext3, /boot, default
  • /dev/md1
    • /dev/sda2 + /dev/sdb2
    • RAID0, ext3, /, default
  • /dev/md2
    • /dev/sda3 + /dev/sda3
    • RAID0, swap


って感じです。

OSのインストール自体は、Testingパッケージでしたが、特に困ることなく終了。

Xen用のVM管理ソフトウェアであるXenmanを使ってみたいので、ベースシステムに加えて、今回は"デスクトップ環境"もインストールしてみました。

あとでVNCも入れて、リモートでGUI操作できるようにしとかないとなー。あ、LinuxでもRDPで接続できるやつを使ってみるのでもいいかな。確かあったはず。


ちなみに、なんでDebian Testingパッケージ(lenny)を選択したかというと、単純に使い慣れているDebianだからということと、LennyだとXen(仮想化ソフトウェア)の3.1系のバージョンがaptでインストールできるんですよね。(Stable版だと、まだ3.0.3のXenなんですよ)

まぁ、きちんとインストールできるかわからないけど、駄目だったらXenのバイナリかソースからコンパイルして入れますよ。


そんなDebian Testing版のパッケージは、以下のURLからダウンロード可能です。毎週ビルドされ更新されています。
http://cdimage.debian.org/cdimage/weekly-builds/


その他のDebian CD/DVDイメージについては、以下URLからどうぞ。
http://www.jp.debian.org/CD/http-ftp/