"戦友"の結婚式

表参道 Bamboo


今日、仕事仲間の同期の結婚式(表参道)〜3次会(中目黒)に行ってきた。


彼とは、同期で同じ部署に配属され、同じPJで仕事をする機会がほとんど多く、彼の表現を借りると、私と彼は「水と油」の関係で、いつも助け合って仕事をしてきた。実際、彼は私の苦手な部分を全て補完する頼もしい奴で、彼と組めば、どんな仕事でも乗り越えられるような気がした。


そんな彼が今日結婚式を挙げた。奥さんもよく知っている人(会社の同期)なので、二人のめでたい門出の祝いを見届けさせていただいた。


式が終わってから、彼のご両親と挨拶をする機会があり、彼との日常の会話の中でそれはよく話を聞いていたので、お名前も知っていたし、初めて会った気がしなかった。それは彼の(特に)お母様も少なからず同じだったようだ。彼はその場で私のことを"戦友"と表現し、改めて紹介してくれたのが少し嬉しかった。


思い起こせば、新人の頃同じ部署の同じチームに配属され、OJT期間は毎日ペアプログラミングをこなした。得意分野があまりに綺麗に分かれるので、業務だって雑用だって、上手に分担できた。その上、寮まで同じだったので良く帰りの電車で振り返りもし、帰寮後に晩御飯も一緒に食べた。

PJが忙しくなった時はそれこそ酷くて、朝会から終電まで一緒に仕事をして、一緒の電車に乗って寮に帰り、寮で一緒に晩御飯を済ませたり。終電で帰るともう寝るか風呂か、しか選択肢がなかったので、風呂(寮なので大浴場)に行ったりすると、そこでまた出くわしたりして、1日に16時間くらい毎日一緒にいた気がする。


昨年くらいまで一緒に仕事をしていたのもあって(結構長いよね)、寮を出た後も、飲んで終電を逃したりした日には、彼の家に寄せてもらう機会が良くあった気がするけど、はっと気付けば風呂あがりにトランクス1つでヨーグルトを食べながらテレビを見ていたものだ。彼にそのことを指摘され、私はまるで自分の家のように振舞っていたことに気付いた。これも信頼と友情、そして彼の素晴らしいおもてなしのおかげだろう。


少し冗談を話すと、まぁそんな調子だったので、このまま一緒になってしまうんじゃないか、と思ったくらいだったので、今日は複雑な気分だったけど、、、


一番言いたかったのは、今日は本当におめでとう。お幸せに。




3次会では、私にしては相当飲みすぎて(飲まされて)、途中からやや記憶が曖昧なんだけど、最後の帰り際に彼と「必ずまた一緒に仕事をしよう」とお互いに約束して抱擁を交わしたことだけは鮮明に覚えている。忘れまい、いつか来るその日まで。