Phusion Passenger (mod_rails) 2.0 RC1 が公開されています

早くもPassenger(mod_rails)のバージョン2.0RC1が公開されています。

かなり魅力的な変更点が多く、そろそろ本格的に使い始めたくなってきました。

Passenger(mod_rails)2.0RC1での主な変更点

  • Rackのサポート
  • Python WSGIのサポート
    • Djangoが実行できるそうです(!)
    • あくまでRubyをメインで扱うけど、フレキシブルなアーキテクチャにする、と
  • 最適化
    • より良い安定性
    • Apacheのgraceful restartがより速くなった
    • より少ないメモリ使用量
      • VMサイズを最適化することで10分の1程度に圧縮することを実現
    • 正式にロードバランシングをサポート
    • アップロードバッファリングをサポート
      • 大容量ファイルをアップロードしてもRailsのアプリ処理を妨げない
  • その他
    • Rails1.0系との互換性サポート
    • RailsEnvをVirtualHost単位で設定可能
    • アプリごとに最大インスタンス数が設定可能
    • Apache worker MPMのサポート
    • 分析およびシステムメンテナンスツール

2.0RC1へのアップグレード方法

http://phusion-passenger.googlecode.com/files/passenger-1.9.0.gem

上記リンク先よりダウンロード後に、、、

# gem install passenger-1.9.0.gem
# passenger-install-apache2-module

を実施するのみ、とのこと。