topコマンドでマルチコアなCPUの状況を確認する

ということがしたくて、よく"man top"している気がするのと、意外と知られていないと思いまして。
# その前に需要がないという説もあるし、システム管理者向けかも。

top - 20:53:14 up  7:49,  2 users,  load average: 0.00, 0.00, 0.00
Tasks: 150 total,   2 running, 148 sleeping,   0 stopped,   0 zombie
Cpu(s):  0.8%us,  1.3%sy,  0.0%ni, 97.7%id,  0.2%wa,  0.0%hi,  0.0%si,  0.0%st
Mem:   3064832k total,  1412824k used,  1652008k free,   135808k buffers
Swap:  1895416k total,        0k used,  1895416k free,   601548k cached

普通にtopコマンドを実行すると、↑のような感じになる。

top - 20:53:24 up  7:49,  2 users,  load average: 0.00, 0.00, 0.00
Tasks: 150 total,   1 running, 149 sleeping,   0 stopped,   0 zombie
Cpu0  :  0.9%us,  0.9%sy,  0.0%ni, 77.1%id,  1.4%wa,  0.2%hi,  5.2%si, 14.3%st
Cpu1  :  1.5%us,  1.6%sy,  0.0%ni, 76.6%id,  5.0%wa,  0.1%hi,  2.1%si, 13.1%st
Mem:   3064832k total,  1412948k used,  1651884k free,   135824k buffers
Swap:  1895416k total,        0k used,  1895416k free,   601548k cached

で、"1"を入力すると、↑のようにCPU使用率表示のトグルがOFFとなり、個々のCPU使用率が確認できます。
デフォルトではトグルがONになっているので、"Cpu(s)"という形で全CPUの使用率の状況が表示されます。
# ブログ上部のtopコマンドの結果がトグルONの表示です。


デュアルコアCPUや、クアッドコアCPU、マルチCPUを搭載しているマシンをお持ちの皆さんも、たまに見たくなるかもしれません。
トグルONの状態だと、両方のコアが正常に働いているのか、コア1つ食いつぶしている状態なのか分からないですしね。


でも、なんだかんだでtopコマンドで一番使うのは↓のソートのような気がする。

コマンド  ソートフィールド      サポート
  A         開始時間 (非表示)     No
  M         %MEM                  Yes
  N         PID                   Yes
  P         %CPU                  Yes
  T         TIME+                 Yes

つーわけで、おまけに。

参考


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