本日、"Amazon Web Services"から、Amazon EC2をブラウザ(GUI)で管理・操作するためのコンソールが公式に発表されています。
これまで、Amazonから公式にサポートされていたのは、コマンドラインのAPIツールを利用して、EC2を操作することでした。
GUIで管理となると、Firefoxのアドオンである「Elasticfox」もありましたが、今回の「AWS Management Console」(AWS Console)でブラウザからの操作をサポートしはじめたことで、IEなど、多くのブラウザからも利用できることができ、利用の敷居がまた1つ下がったことになります。
使い方は簡単。
Amazon EC2をコマンドラインツールで使っている方はもちろん、Elasticfoxを利用されたことがある方は、ほぼ説明なしで使える内容だと思います。
詳しい使い方は、このあと別エントリで書きますが、まずは簡単な紹介だけ。
まず、以下のURLへアクセスしてみてください。
https://console.aws.amazon.com/
Overviewが表示されると思いますので、上部の"Amazon EC2"タブをクリックすると、管理コンソールが表示されます。(要AWSアカウントでのログイン)
ダッシュボードです。現在の運用状況の一覧が確認できます。
現在、稼動させているインスタンスの一覧画面です。
もちろん、AMIの一覧を確認しながら、新しいインスタンスを起動可能です。
こんな感じで、その他、"Amazon EBS"や"Elastic IP"など関連オプションの設定も容易に、この「AWS Management Console」から実施できるようになっています。適所でAjaxが使われ、結構リッチなUIです。
全体的に、"Elasticfox"より見易くなっているよう感じたので、さらなる発展に期待したいところです。
以下、ビデオ形式で紹介されていますので、こちらを見るとオペレーション(操作)のイメージがさらに掴みやすいかと思います。
http://media.amazonwebservices.com/console/AwsConsole.html
・・・それにしても、Amazonは本当に凄いよ。有限実行、そして想像以上に迅速なサービス準備〜ベータ版での提供。このスピード感は本当に見習いたいです。
まとめ
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