前回(Tokyo Cloud Developers MeetupでLTしてきました - 元RX-7乗りの適当な日々)に引き続き、今回も参加させていただきました。
今回のテーマは「Google AppEngine」です。
かなり、多岐に渡って(Python/Java〜JRuby〜PHP)熱いご発表が多く、興味深く聞くことが出来ました。
また、懇親会で、お話させていただいた方もありがとうございました!
あと、今回の会場はリクルートさんだったのですが、月曜にOPENしたばかりの会場で、電源/無線LAN完備で、大型液晶モニタも随所にあったり、Ust用にカメラがぶらさがっていたり、と、ものすごく良い設備でした。羨ましいっす。
とりあえず、あまり整形していませんが、今日取ったメモを写真と一緒に貼り付けておきます。
# (腰を痛めていまして、、、今日はもう限界^^;)
松尾さん(http://takashi-matsuo.blogspot.com/)
- Kay(ケイ)
- AppEngine専用のフレームワーク(なので無駄なコードが入っていない)
- 7月に生まれる息子さんの名前!
- 5月開発スタート
- Djangoを真似て作っている
- ミドル周りは同じ仕組みで使っている
- 以下のライブラリをバンドルしている
- Werkzeug
- Jinja2
- babel
- pytz
- simplejson
- Werkzeug (デバッガ)
- tracebackのExceptionにモニタのアイコンがあって、クリックするとブラウザからコンソールが開き実行できる。
- エラー時のフレームの情報をとってあって、それに対して実行できるのでデバッグが容易
- 部分的にmemcacheを使って高速化している
山田さん(MTL)
- AppEngineがすばらしいと思える2つの理由
- めんどくさい環境構築から解放される!
- めんどくさいDBスキーマ設計から解放される
- (おまけ)
- 世界一使いやすい管理画面を世界一簡単に作った
- Google SpreadSheetで管理している!
- 世界一使いやすい管理画面を世界一簡単に作った
- スタートアップがめちゃ楽なので開発者に優しい!それがGAE
- リクルートとCloud
- 実験サイト(トラフィックのふれ幅がデカい)での活用
矢野さん(id:t_yano)
- Wicket + AppEngineについて
- WicketをAppEngineで使うために設定変更しなければいけない箇所
- セッションストアの変更(HttpSessionStoreに変更)
- セッションのバックエンドをBigTableとmemcacheに置き換えられる
- "Development"モードを使う
- セッションストアの変更(HttpSessionStoreに変更)
- 少なくとも↑を設定してしまえば、動くので便利
- (その他、WicketをAppEngineを組み合わせて使う上での諸々の方法を。。)
ひがさん(id:higayasuo)
- Slim3
- Slim3は、AppEngineに最適化している
- AppEngineで出来ることだけを機能化している
- テストも全てAppEngineで行っている
- Hot Reloadingがあるので、スクリプト言語のように開発できる
- (デモを交えながら。。)
安藤さん(id:technohippy)
- RailsをAppEngine for Javaで使う
- JRails on GAEを動かすためには、やることがくさるほどある!
- 例えば、Railsを使おうとすると900くらいファイルがあって、限度数の1000に到達しちゃう
- そこを簡単にした!
- JRubyさえ、なんとかすれば簡単に動かせる
- JRails on GAEを動かすためには、やることがくさるほどある!
- Rails2.3から使えるアプリケーションテンプレートを活用している
- (やってることは、rails_on_gaeプラグインをインストールしてrakeタスク実行しているだけ)
- railsとかActionPackとか、その辺をjar5個くらいにしといたので、これでファイル数制限も安心
- (そのかわり、各ライブラリのバージョンは固定されちゃう)
- (ActiveSupportで、ファイルI/O出すところは、modifyしている)
- これから、ActiveDataStoreとかも作って、もっとサクサク作れるようにしたい
小泉さん(id:moriyoshi)
- Quercus/PHP
- PHPをAppEngineで動かせる
- Resin
- Javaで実装されたPHPの実行環境
- バイトコードに落とさず、インタプリタで動く
- 文字コードが課題で、日本語はまだ厳しい