SSHが一定時間で切断されてしまう(タイムアウトする)場合の対策(クライアント編)

SSH接続中に、サーバサイドや、通信経路上のルータ・NAT等でのタイムアウト(TimeOut)の設定により、一定時間の無通信状態が続いた場合、コネクションが切断されることがあります。

それを回避するために、Debian系のOpenSSHパッケージでは、独自拡張が施されており、「ProtocolKeepAlives」を設定することで、keepaliveを保つために定期的にパケットを送信してくれるようになります。


例えば、60秒毎にkeepalive用のパケットを送信する場合は、以下のように設定を行います。

(OSでの)全ユーザに対して適用

$ sudo vi /etc/ssh/ssh_config

な感じで、ファイルを開き、、、

ProtocolKeepAlives 60

を追記します。

個人ユーザのみ適用

$ vi ~/.ssh/config

な感じで、ファイルを開き、、、

Host *
ProtocolKeepAlives 60

を追記します。

参考


実用SSH 第2版―セキュアシェル徹底活用ガイド

実用SSH 第2版―セキュアシェル徹底活用ガイド

  • 作者: Daniel J. Barrett,Richard E. Silverman,Robert G. Byrnes,小島肇,坂井順行,鹿田幸治,園田道夫,高橋基信,根津研介,宮本久仁男
  • 出版社/メーカー: オライリー・ジャパン
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