いつも忘れてしまうのでメモ。
ec2-api-tools(Amazon EC2のコマンドラインツール)を利用する場合、インスタンス(仮想サーバ)起動/停止など、各コマンドをそのまま(デフォルトのまま)実行すると、"us-east-1"のRegion(ロケーション)が対象となります。
よって、"us-west-1"や"ap-southeast-1"のRegionを使いたい場合は、各コマンドで個別に"--region"オプションを付けて実行してもよいのですが、面倒くさいというか忘れてしまうので、今回は"us-west-1"だけの作業をする!といった場合は、あらかじめ環境変数に食わせてしまうと、毎回Regionの指定をしなくてすむので便利です。
設定方法
で、本題。以下のように、"EC2_URL"という環境変数名で設定すればOK。
$ export EC2_URL=https://ec2.us-west-1.amazonaws.com
Windowsの場合は、以下のような感じですね。
> set EC2_URL=https://ec2.us-west-1.amazonaws.com
ちなみに、利用可能な全Regionの一覧を確認したい場合は以下。
$ ec2-describe-regions REGION eu-west-1 ec2.eu-west-1.amazonaws.com REGION us-east-1 ec2.us-east-1.amazonaws.com REGION us-west-1 ec2.us-west-1.amazonaws.com REGION ap-southeast-1 ec2.ap-southeast-1.amazonaws.com
参考
まとめ
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