# 何かあった時のために、某若手に送るログ。というかメモ。
ディスクは一度RAIDを組むと(ソフトウェア/ハードウェアRAID問わず)、ディスクにRAIDのメタデータ(スーパーブロック)を持ちます。
RAIDカードでハードウェアRAIDを組んだ後に、ディスクを初期化(Initialize)して使いたい場合、RAIDカードのBIOSで出来ればいいのですが、RAIDカードが無かったり上手く適合しなかった場合にどうするか、という話。
Google先生に聞くと、Linuxではdmraidコマンドやmdadmコマンドを使うと良いと教えてもらえます。
# dmraid -r /dev/sdf /dev/sdf: ddf1, ".ddf1_disks", GROUP, ok, 1952448512 sectors, data@ 0
まずはチェック。(ディスクのデバイス名は事前に確認しておきましょう。)
# dmraid -r -E /dev/sdf Do you really want to erase "ddf1" ondisk metadata on /dev/sdf ? [y/n] :y ERROR: ddf1: seeking device "/dev/sdf" to 512104901378048 ERROR: writing metadata to /dev/sdf, offset 1000204885504 sectors, size 0 bytes returned 0 ERROR: erasing ondisk metadata on /dev/sdf
"-E"オプションで消せるはずだが、、、最近のLSIのRAIDカードに刺したディスクについては消すことができなかった。
seekはできているみたいなんですけどね。
# mdadm --zero-superblock /dev/sdf
mdadmコマンドの"--zero-superblock"オプションで実行すると・・・
# dmraid -r /dev/sdf no raid disks and with names: "/dev/sdf"
きちんと消えた!めでたしめでたし。
それでは!=͟͟͞͞(๑•̀=͟͟͞͞(๑•̀д•́=͟͟͞͞(๑•̀д•́๑)=͟͟͞͞(๑•̀д•́
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