軽量 Linux ディストリビューション linuxBean

Bean


日記的に。

ちょっと訳あって、14〜15年前のメーカー製PC (Windows XP 時代) の中身を見てディスクを抹消するべく、いつも持ち歩いている USB ブートできる Ubuntu を起動させようとしたら、なんとPCが古すぎて USB ブートしないw

仕方ないので、ディスクを取り外して別のPCで操作しようかと思ったのですが、正直、構造的に取り外しが面倒くさい感じ・・・。
USBブートに対応していない PC なので、DVDドライブからブートさせるべく、CD-R か DVD-R にブートできるイメージ焼き付けようかと思ったのですが、よく考えたら現代の Ubuntu をブートさせようとしても、スペックが足りなさそうで、まともに動かなそうだなと思いまして。


で、結論から書くとタイトルにある通り「linuxBean」という軽量な Ubuntu ベースのディストリビューションを使ってみたところ、問題なく動きまして、やりたいことができました。

最近は、開発が止まっていて、ベースが Ubuntu 14.04 のイメージだったのですが、まあ古いPCでインターネットにつながずに少し操作する程度なら問題なしかと。日本語化されていて使いやすいですし。
(2019年に使うべき軽量ディストロは、もっと他に良いものがあるとは思います。)


なんというか、ロゴが可愛いw

ベースが古いものになっていて、常用する場合は別のものを探したほうがいいかとは思いますが、その前提で使うのであれば、ダウンロードは以下リンク先から行えますー。


尚、ライブCDの部屋の方によって、Ubuntu 16.04 ベースのイメージも公開されていますが、残念ながら CD サイズ (650MB) ではありません。
それでもいいという方は、新しい方でも良いのかもです。

参考:linuxBean の特徴

開発者様のページより特徴を引用。

  • LXDEを採用し、美麗なルックスと初心者向けのGUI操作を両立。
  • 自称軽量のlubuntuに比べ、より質実剛健に快適動作を追求。
  • Ecolinuxとは違い、HDD使用量の削減を目指していません。
  • Bodhi Linuxとは違い、派手な視覚効果を排除しています。
  • コマンド不要の設定用アプリケーションを豊富に用意。
  • Wine標準搭載で、Windows用のアプリケーションもインストール可能。
  • ドライバーの自動検索を数クリックで実行できます。
  • Windows用無線LANドライバーを流用可能。よりネットに繋げ易く。
  • 不慮のトラブルでも大丈夫。レスキュー用コマンドを大量に用意。
  • 常駐プロセスを削減し、メモリー256MB(14.04は384MB)の古いPCでも問題無く動作。
  • iBus+Mozcではなく、uim+Anthyを採用。軽快に日本語入力が可能。
  • 重くて挙動の怪しいPulseAudioを排除、ALSA一本に絞っています。
  • 軽いパッケージ管理ソフト、GDebi,Synapticを搭載しています。
  • 本家ubuntuで見限られたフロッピーの読み込みが簡単に行えます。
  • 650MBのCD-RサイズISOに、一通りのソフトを収録。LiveCDとしても有用。
  • GRUB画面や起動プロセスを隠蔽しないので、不具合が直ぐ判ります。
  • ubuntuから派生したことで、Debian以上に豊富なパッケージ数を実現。
  • (12.04)非PAEカーネルを採用し、古いCPUでも動作しやすくなっています。
  • (14.04)PentiumM等のPAE可にも関わらず不可と申告するCPUでも動作します。
舞台袖 linuxBean


今日はそれだけ。
それでは!=͟͟͞͞(๑•̀=͟͟͞͞(๑•̀д•́=͟͟͞͞(๑•̀д•́๑)=͟͟͞͞(๑•̀д•́


日経Linux 2019年 7 月号

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