ガレージのシャッターのリモコン操作をスマホで出来るようにした話

2014/07のガレージの様子

何度か書いている気もするのですが、我が家には地下車庫であるガレージがございまして、雨風から愛車を守るためにシャッターを取り付けています。

で、そのシャッターを操作するリモコンが2つあるのですが、夫婦で共用していると、、、

  • ある日、リモコンを持ってお出かけする
  • 帰宅後に、リモコンを所定の置き場に戻すことを忘れる(カバンに入れっぱなし等)
  • 翌日、↑をすっかり忘れていて、もう1つのリモコンを持って出かけてしまう
  • 家にリモコンがなくなってシャッターが開けられない
    • 厳密には、物理スイッチがあるので、鍵を持っていれば開けられるが、普段使わないので仕舞ってあり、なかなか面倒くさい

という事案が、たまに発生したりとか、普段リモコンを持たずに出かけちゃったりすることもあるのですが、そういう際は、車やバイクから降りて、一度家に入ったりすることもあり、もっとインテリジェンスにスマホから操作できればなー、と考えていました。

家の鍵とかだと Qrio Lock という製品があって、スマホを持っているだけで近づいたら家の鍵が開くとかできているので、GPSとか使って、ガレージのシャッターも同様のことができればなと思ったり。

というわけで、やってみました。

SwitchBot と Hub を購入

最初は電子工作でもしようかと思ったのですが、そんなに詳しいわけではないし、大元を壊してしまってはすごく高くつきそうなので、シンプルに解決するべく、ならば物理スイッチを押せる装置を調達してみよう、ということで、まずは SwitchBot という製品を購入してみることにしました。


これは、物理スイッチを押せるようになる IoT 製品で、スマホのアプリからタップすると、本体についているアームが動いて、スイッチを指で押すようにオン・オフできるようになるという代物です。

最初、まず1つ↑を買ってみて、ガレージのシャッターの物理スイッチに対して動かしてみようとしたところ、物理スイッチが格納されているケース内に、この SwitchBot が納まらず・・・w

それならばと、リモコンに仮付して(手で押さえて)動かしてみると、問題なくスイッチを押せそうであることを確認できたので、リモコンに SwitchBot を取り付ける方針にしました。

リモコンには、"Open" と "Close" のボタンがあるので、もう1つ SwitchBot を購入して、計2つ準備しました。


あとは、屋外というか外からガレージのシャッターを操作したいのですが、この SwitchBot 自体は、Bluetooth で通信しているようなので、あわせて上記のハブ製品 (SwitchBot Hub Mini) を購入しました。

SwitchBot Hub が、文字通りハブとなって、色々と制御できるようになるみたいなのと、この製品自体が赤外線リモコンの学習機能が付いているので、赤外線リモコンで操作できる家電製品を、ネットワーク経由で制御できるようになります。

仕組み作り

SwitchBot x2 + SwitchBot Hub Mini

使ったものは、この3つ。

SwitchBot は、アプリをダウンロードして、説明書に従ってペアリングするだけです。Hub Mini の方は、ペアリングしてから、家の Wi-Fi と接続して、インターネットに接続しておく感じ。
こんな感じで、SwitchBot のアプリを使って、セットアップを済ませておきます。


文化シャッター セレカードIII 送信機

ガレージのシャッターのリモコンですが、我が家は文化シャッターの「セレカードIII」を使っていますので、こちらも用意。(うちは新しく追加で1つ購入しました。)


文化シャッターリモコン + SwitchBot x2

SwitchBot には両面テープが付属しているので、くっつけていきます。

まずは仮置きして、手で動かないようにしながら、実際に SwitchBot のアームを動かし、問題なく押下できるか確認します。

問題なければ、両面テープでくっつけます。
私は、両面テープを貼りやすい位置として、↑のような感じで貼り付けました。

・・・が、しかし、貼り付けた後に動かしてみると、"Open" の方だけ、2回に1回程度の成功確率です・・・泣


文化シャッターリモコン + SwitchBot x2

というわけで、貼り直そうかと思ったのですが、貼り直しても上手くいく保証はないので、それならばとスイッチ側に厚みをつける作戦にします。
小さい紙を何度か折って、マスキングテープでスイッチ上に固定。

これで、問題なく SwitchBot のアームでリモコンのスイッチが押せることを確認しました。

ちなみに、マスキングテープは↑の長さだとすぐ剥がれてしまったので、もう少し長い感じで貼り直しました・・・。


次に、このリモコンを設置したい場所付近において、動作テストしてみます。
ガレージは外なので、窓付近にある棚に置くことにしました。よって、そこに SwitchBot 搭載リモコンを設置してみて、実際にガレージのシャッターが開け閉めできるか確認してみます。

こちらも問題なくOKでした。良い良い。

動画で紹介

こんな感じです。何度かやりましたが、スイッチの押下に失敗することはありませんでした。

ちょっとお化粧してみる

文化シャッターリモコン + SwitchBot x2

さて、、、では、このリモコンをそのまま棚に置いたままにするのか、、、というと、見栄えがイマイチです。埃とかも気になりそうだし。

というわけで、何かの箱の中に入れてみようかなと思い立ちました。
そこで、先日のバレンタインデーで妻から頂いたお菓子の空箱が、程よい大きさであることを思い出したので、これを細工してみることにしました。


文化シャッターリモコン + SwitchBot x2

細工し終わったあとの図。箱は少し大きかったのですが、まあ程よい大きさです。
リモコンが中で動かないように、箱の余りの部材で、余りのスペースに配置します。


文化シャッターリモコン + SwitchBot x2

意味があるか微妙ですが、リモコンの信号が外に出ていきやすいように、送信部の先部分の紙をくり抜いています。


文化シャッターリモコン + SwitchBot x2

で、元蓋を閉めれば完成。
設置場所が濃いめのブラウンの棚なので、リモコンをそのまま置いておくよりも、ナチュラルにとけこむ感じで、適当に作った割にはまあ良しという感じになりました。

さいごに

文化シャッターリモコン + SwitchBot x2

見返してみると、マスキングテープが "Stop" ボタンにかぶっているのが気になったので、一応紙をはさみこんでみました。

これで一旦完成とします。
SwitchBot の動きについては、さきほど動画の通りで、やりたいことができるようになったので満足です。

SwitchBot 自体は、Google Home や Amazon Echo 、IFTTT なんかと連携することができます。
うちも Alexa さん(Amazon Echo)に、音声でガレージシャッターのオープンやクローズができるようになることは確認できたのですが、よくよく考えると、外から大声で開け閉めできる可能性も否定できない・・・ので、音声での制御は念の為やめておきましたw

今日はこの辺まで。
それでは! =͟͟͞͞(๑•̀=͟͟͞͞(๑•̀д•́=͟͟͞͞(๑•̀д•́๑)=͟͟͞͞(๑•̀д•́