Amazon EC2/S3および、その他Amazon Web Servicesについて、具体的な使い方を中心に、これまでこのブログ内で色々とエントリを書いてきたので、このエントリに目次代わりとしてまとめておきます。
今後も関連エントリを書いた際に、以下に追記していきますが、場合によっては記載されている情報が古い場合もありますので、その点はご了承ください。(できるだけ気づいた時点で修正しています。)
# 尚、ここで紹介しているエントリは、全て私(id:rx7)自身が書き記したものです。
基本の流れを知る
- Amazon EC2/S3を使ってみた - 1.AWSへの登録〜S3を使う
- Amazon EC2/S3を使ってみた - 2.EC2が起こすイノベーション
- Amazon EC2/S3を使ってみた - 3.EC2起動後〜AMI作成
- Amazon EC2/S3を使ってみた - 4.EC2で固定IPの取得
- Amazon EC2/S3を使ってみた - 5.S3をファイルシステムとして扱う
- Amazon EC2/S3を使ってみた - 6.EC2をGUIで操作する
- Amazon EC2/S3を使ってみた - 7.Availability Zoneサービスで稼動ロケーションを指定する
- Amazon EC2/S3を使ってみた - 8.EC2とS3のデータを同期させる(S3Syncを使う)
Amazon Web Services サービス一覧
AWS Management Console & Windows Server on Amazon EC2
Cluster Compute関連 (High Performance Computing)
Amazon EC2ベンチマーク(性能)関連
- 新しいSSDベースのEBSボリューム(General Purpose)のベンチマークをとった
- Amazon EC2で高速SSDを8つも搭載した新しいI2インスタンスのベンチマークをとってみた
- 新しいHPC向けAmazon EC2インスタンス"c3.8xlarge"が大セールしていたので簡単なベンチマークをとった
- Amazon EBS の性能ベンチマーク その3 (Provisioned IOPS編)
- Amazon EBS の性能ベンチマーク その2 (Standard-Vol増量編)
- Amazon EBS の性能ベンチマーク その1 (Standard編)
- Amazon EC2で第2世代のスタンダードインスタンスが出たらしいのでCPUベンチマークをとってみた
- 噂の高速SSDを積んだAmazon EC2インスタンスのI/Oベンチマークをとってみた
- Amazon EC2性能検証!気になるパフォーマンスをインスタンスタイプやリージョン毎に計測・比較してみた
その他、Amazon EC2関連TIPS
- Amazon EC2 (AWS) のインスタンスファミリーを t2 → t3 に移行した
- Amazon EC2インスタンスガチャをやってみました
- FreeBSD on Amazon EC2を動かしてみる
- EC2のAvailability ZoneはアカウントID毎にマップが違うようだ
- Amazon EC2でサーバを起動したらアタックされた!ので、運用前にチェック・対策しましょうという話
- Amazon EBSからブートしたEC2インスタンスのディスク容量を増やす&エフェメラルディスクを取り付ける方法
- ec2-api-toolsでRegionを設定(固定)する
- Amazon EC2の仮想サーバ(インスタンス)から自身のメタ情報を取得する方法
- Fedoraを8⇒10⇒12にアップグレードしたメモ (Amazon EC2公式AMIのアップグレード)
- Amazon EC2のサーバからメール送信をするまでにやるべきこと (スパムメール扱いを回避する!)
- Amazon EC2で稼動できるインスタンスの上限数を増やしてもらう方法
- Amazon EC2で "Client.InvalidSecurity: Request has expired" と出た場合
- Amazon EC2のインスタンス障害に遭遇した
- Amazon EC2公式イメージのFedora8のランレベルがOS起動後"4"になっている
- Amazon EC2の公式AMI(Fedora8)利用時の注意点(SSH接続できなくなる場合有)
- Amazon EC2のインスタンスにWindowsのPuTTYから接続する
AWS Command Line Interface関連
Amazon VPC(Virtual Private Cloud)関連
Amazon EBS(Elastic Block Store)関連
Amazon CloudFront関連
Amazon CloudWatch / Auto Scaling / Elastic Load Balancing関連
Amazon RDS(Relational Database Service)関連
AWS Premium Support関連
その他TIPS / システム運用関連
ネットワーク・レイテンシ関連
- AWS東京リージョンとBGPピアを確立するとレイテンシはどう変わるか+α
- AWSの上位ネットワークまわりについて
- AWSのPublic IPアドレスの一覧
- Amazon Web Servicesの南米リージョンがローンチされたので、レイテンシを計測してみた
- Amazon Web Servicesが日本に上陸!というわけで早速レイテンシやスループットを測ってみた
- AWS で ap-southeast リージョンからの traceroute
- Amazon EC2/S3/他がアジア(シンガポール)で利用可能になったのでレイテンシを計測してみた
- Amazon EC2/S3/他がアメリカ西海岸で利用可能になったのでレイテンシを計測してみた
- Amazon EC2のロケーション(Zone)毎のネットワークレスポンス(RTT)一覧
事例 / コミュニティ / ソリューションプロバイダ
ニュース・関連エントリ
- Amazon Web Servicesのサービスチケットを使う方法
- Amazon Web Servicesのシステムアーキテクチャを少しばかり推察する
- Amazon S3には、820億ものオブジェクトが格納されている (2009/Q3)
- Amazon Web Servicesが2010年上半期にアジアへ進出
- Amazon EC2でハイメモリインスタンスの追加と、利用料金の値下げ、新サービスの追加
- Amazon EC2のReserved Instances(長期利用割引)が値下げ
- 書籍「Redmine -もっと手軽にプロジェクト管理!」のプレゼントキャンペーン開催中!のお知らせと、Amazon EC2を使ったRedmine環境のメリットを紹介
- japan.internet.comのAmazon EC2の実体験レポートを読んで、少し補足したくなった
- Amazon CloudFrontがAWS Management Consoleから管理できるようになった
- 最近のAmazon EC2/S3に関する話題(2009/03〜04)
- Amazon EC2でHadoopが簡単に利用できる「Amazon Elastic MapReduce」が登場
- Amazon EC2のReserved Instancesを使ってみる
- Amazon EC2で事前支払いによる割引される新料金プランが登場
- Ubuntu9.10はクラウド機能強化へ〜Amazon EC2にも対応
- iPhone Console for Amazon EC2
- Amazon CloudFrontで新しい価格設定が追加されました
- Amazon EC2をヨーロッパで稼動させることが可能に!
- Amazon EC2がいよいよ正式サービスへ!SLAとWindows対応を発表
- Amazon S3の料金が来月(11月)から値下げになるみたい
- Amazon EC2でWindows Serverが年内にも稼動可能に!
- Oracleがクラウドの世界へ!Amazon EC2/S3上で稼動するイメージを提供
- Java EE アプリケーションをAmazon EC2にデプロイするツール「Cloud Tools」
- Amazon EC2のインスタンスに新しい選択肢が増えたみたい
- Redmine(ruby)でGmailのsmtpを使ってメールを送信する
- Amazon EC2/S3 の通信料金が少し安くなったみたい
- Amazon EC2をUIで管理できるサービス「Right Scale」
- Amazon Web Services の料金支払方法について
イベント関連・発表資料等
- 「サーバにログインしない・させないサービス運用」講演メモ (AWS Summit Tokyo 2015) #AWSSummit
- 「開発生産性を上げるためのデプロイ戦略」講演メモ (AWS Summit Tokyo 2015) #AWSSummit
- 「AWSへのDCマイグレーションストラテジー」講演メモ (AWS Summit Tokyo 2015) #AWSSummit
- 「Amazon EBS パフォーマンスベンチマーク2015」講演メモ (AWS Summit Tokyo 2015) #AWSSummit
- 「Amazon RDS for Aurora Deep Dive」講演メモ (AWS Summit Tokyo 2015) #AWSSummit
- AWS Summit Tokyo 2013 1日目の講演メモ #awssummit
- 「3分でわかる(気になれる)AWS OpsWorks」のLT資料を公開します
- JAWS-UGサミット2011春でLTをしてきました(資料公開)
- 第2回 AWS User Group - Japan 勉強会に参加してきた
- デブサミ2010の資料"クラウドサービスAmazon EC2を活用した「SKIPaaS」構築事例"を公開します+α
- デブサミ2010でクラウド構築事例の話をします
- アマゾンジャパンのオフィスでAWSのエバンジェリストの方とお話しました
- TokyoCloud Developers Meetup #3 で話をします
- モバツイッターがEC2に移転したその後の話を聞いてきた(Amazon EC2 ナイトセミナ 第2回)
- 「Amazon EC2を使った実践SaaS運用事例」の資料を公開します+参加記録 (ITproテクノロジ・カンファレンス)
- Tokyo Cloud Developers MeetupでLTしてきました
- ITpro テクノロジ・カンファレンスで話をします(徹底理解「Amazonクラウドサービス」)
[寄稿] 流行りのクラウドサービスを操ってみよう!Amazon EC2/S3環境構築のすべて:CodeZine(コードジン)
- AWSの概要と登録手順 〜Amazon EC2/S3環境構築のすべて〜:CodeZine
- Amazon S3を使いこなしてみよう 〜Amazon EC2/S3環境構築のすべて〜:CodeZine
- Amazon EC2を動かしてみよう 〜Amazon EC2/S3環境構築のすべて〜:CodeZine
- Amazon EC2を実践的に使ってみよう 〜Amazon EC2/S3環境構築のすべて〜:CodeZine
- Amazon EBSを活用してデータをバックアップしてみよう 〜Amazon EC2/S3環境構築のすべて〜:CodeZine
- クラウドとサーバーを同期できる便利ツール「S3Sync」 〜Amazon EC2/S3環境構築のすべて〜:CodeZine
- Amazon EC2でWindows環境を構築しよう 〜Amazon EC2/S3環境構築のすべて〜:CodeZine
- Amazon CloudFrontを活用して高速なコンテンツ配信を実現しよう 〜Amazon EC2/S3環境構築のすべて〜:CodeZine
まとめ (2008/05時点)
※以下の見解は、2008/05時点のものです。記述内容が古い場合があります。
Amazon EC2/S3の高い俊敏性
上記のエントリで書いている通り、色々とAmazon EC2/S3を触ってみましたが、、、
オペレーションし始めて、わずか数十秒で自分だけの、インターネット上で稼動する仮想マシン/Linux OSを使い始めることができる、この俊敏性が素晴らしいです。
しかも、仮想化技術の利点を生かし、用意されている複数のLinuxディストリビューションから好きなOSイメージを選ぶことも出来るし、自分で作った環境を好きなタイミングで、稼動させたままストレージに数分で保存することも出来るし、他の人に公開することも出来ます。
色々なLinuxディストリビューションのイメージが揃っているので、DebianでもUbuntuでもFedoraでもCentOSでも何だってすぐに利用できますし、すぐに止めることも簡単です。
実際にアプリケーションを色々なディストリビューションで稼動確認する場合も、すぐに試すことができます。実機だとOSをインストールし直して・・・って考えるだけで面倒くさいものです。
Amazon EC2で既に稼動させているサービスも、これまた仮想化技術の利点を生かして、稼動させている仮想マシンのイメージを複製しておけば、それと全く同じ環境のマシンが別で動かせるので、そこでのテストや検証なども容易になります。
高い柔軟性・拡張性、そして破格のお買得感
リソースが足りなくなったら、1ランク上のリソースを積んだ仮想マシンを使い始めることも出来るので拡張性も有ります。このようにスケールアップも可能だし、複数の仮想マシンを稼動させてスケールアウトさせても良いですね。
料金は1時間単位の完全課金製に加えて、個人でも手の出せる"$0.1〜/1時間"のリーズナブルさ。
一緒に動くストレージ(Amazon S3)も"$0.15〜/1GBあたり月額"と、なかなか破格の値段です。
一般のレンタル専用サーバなんかを借りると、なかなか良い値段しますよね。しかも、大抵は1ヶ月単位〜なので、個人だと少し決断が要りますが、Amazon EC2だと、1日2時間ほど仮想サーバを起動して、勉強したり遊んだりしても、1ヶ月で$6.0程度です。この気軽さが良いですよね。
OSより上のレイヤに集中できる
やっぱり、個人的には、自前でそれなりのインフラを作ろうとすると、電源やネットワーク回線、スイッチの冗長化をどうするかー、とか設置スペースがどうだとかー、その辺の管理や面倒ごとから解放されるのが素敵やな、と思うわけです。OSより上のレイヤに集中して構築/運用が出来るので。
これらをHTTPのAPIコール1つで実現できるAmazonのインフラはよく出来ているな、と感心&今後のAmazon Web Servicesと、それを取り巻くHaaS/PaaS(最近はDaaSも?)の発展に期待です。