家のサーバで見かけて、どうやって消すんだったかいな、と調べたのでメモ。(業務でちょろっと設定した程度だとすぐ忘れる...)
RHEL系のOSをインストールしたばかりの状態だと、以下のような感じで「169.254.0.0/16」へのルーティングが存在していると思います。
# netstat -ran Kernel IP routing table Destination Gateway Genmask Flags MSS Window irtt Iface 192.168.0.0 0.0.0.0 255.255.255.0 U 0 0 0 bond0 169.254.0.0 0.0.0.0 255.255.0.0 U 0 0 0 bond0 0.0.0.0 192.168.0.1 0.0.0.0 UG 0 0 0 bond0
この「169.254.0.0/16」はAPIPA(Automatic Private IP Addressing)やAutoIPと呼ばれ、APIPAはネットワーク機器にIPアドレスを自動的に割り当てる機能とあり、詳細はWikipediaの解説が詳しいです。
で、そのままでおいておいても害はないのですが、この機能を使うことも無いので、無効にすることにします。
RHEL系のOS(CentOS)だと、"/etc/sysconfig/network"に以下の1行を入れておけばOK。
NOZEROCONF=yes
"/etc/init.d/network"コマンド等でネットワークを再起動してルーティングテーブルを再度確認してみると、
# netstat -ran Kernel IP routing table Destination Gateway Genmask Flags MSS Window irtt Iface 192.168.0.0 0.0.0.0 255.255.255.0 U 0 0 0 bond0 0.0.0.0 192.168.0.1 0.0.0.0 UG 0 0 0 bond0
こんな感じで、「169.254.0.0/16」へのルーティングが消えていることを確認できました。
それでは! =͟͟͞͞(๑•̀=͟͟͞͞(๑•̀д•́=͟͟͞͞(๑•̀д•́๑)=͟͟͞͞(๑•̀д•́