会社で動かしているWTS(Windows Terminal Server)がメモリ不足に陥ったりしている。
PF使用量が明らかに物理メモリ搭載量を頻繁に超えたりしていて、頻繁にページイン・ページアウトを繰り返しているように見える。
が、どうもユーザ全員分のメモリ使用量を足しても、PF使用量に到達しない。そうか、タスクマネージャで見れる「メモリ使用量」は物理メモリの使用量か、と気付いた。じゃあ、仮想メモリのサイズはどうやって見るのか?と思ってたら、簡単に見れた。
タスクマネージャを開きましょう。
「プロセス」のタブをクリックした後、丈夫のメニューから「表示」→「列の選択」をクリックします。
ここで、列に表示できる項目の一覧が出ますので、表示させたいものをチェックし「OK」をクリックします。
今回だと「仮想メモリ サイズ」にチェックを入れます。
すると、この通り。各プロセスが使用している仮想メモリサイズが出せます。
まぁ、よく考えたら当たり前なんだけど、、、どーりで、ウィンドウを最小化したらメモリ使用量がガクンと落ちる割にPF使用量が減らないと思った。単純に使われなくなったのでページアウトしているだけなのね。
決して根本的なメモリ解放をしているわけではないので注意が必要ですね。
WTS用途にはならないけど、Windows Vistaであれば「Windows ReadyBoost」が使えるので、このあたりの現象の対策にはなりそうですね。
参考
- 仮想記憶 - Wikipedia
- http://ja.wikipedia.org/wiki/%E4%BB%AE%E6%83%B3%E8%A8%98%E6%86%B6
- Windows ReadyBoost - Wikipedia
- http://ja.wikipedia.org/wiki/Windows_ReadyBoost