私の知識が活かされる数少ない分野なので、紹介してみます。
最近のノートPCであれば、大抵外部モニタ用の出力インターフェースがあるので、余っているモニタがあれば簡単に構築できますが、デスクトップの場合は、どんなマシンでも簡単に。というわけにはいきません。
デスクトップマシンで、デュアルディスプレイ環境を構築するには、ざっくりですが以下の方法があります。
- ビデオカードを2つ装着する
- 念のため、デュアル出力が可能かどうかの下調べは必要です。
- デュアル出力に対応している1つのビデオカードを装着する
- 出力端子が2つ付いています。Matrox社のビデオカードが有名ですね。
- オンボードのビデオ出力機能を拡張する
- オンボードのデュアル出力機能 or オンボード+ビデオカードなど。
- ソフトウェアで制御する
- 外付けの信号分岐装置を使う
などなど。
私は、上から3つ目を選択しました。
私のデスクトップPCは、以前にも説明したとおり、本来はサーバ用途で買ったPCを、やむなく使っているなので、ビデオ出力はオンボードのチップに頑張ってもらっています。
当然、専用のグラフィックボードはないので、性能はそんなにいいものでもありません。
なので、アナログVGAの1つしかビデオ出力端子はありません。
駄菓子菓子!
当たり前ですが、描画能力と出力インタフェース数に関連性はありません。
Intel製のチップセット(オンボード)を使っていますが、こいつにデジタル出力用のボードを挿して、DVI-D端子でも出力可能にしてやると、アナログVGA出力 + デジタルDVI-D出力可能なのデュアルディスプレイ環境が作れます。
当然ですが、グラフィック性能は、全く伸びません。出力端子が1つ増えるのみです。
スロットが1つ減るので、少し無駄に感じてしまうかもしれませんが・・・。
駄菓子菓子!!
この方法は、費用が1000円〜2000円くらいなので、かなりお手軽です!
液晶ディスプレイ自体の値段が、昔に比べてかなり安くなってきていますので、皆さんもデスクトップのスペースを広くされてみては如何でしょうか。
# ただし、一度使い始めると、快適さにハマり、元には戻れません。覚悟の上で導入してください(笑)