強敵現る (kernel panic)

世界中で活躍する長大な連接バス


今日のお昼前、会社のワークステーションルームでの話。
まさに「どうするコマンド?」って感じだったのですが。


目の前に姿を現した強敵。その名は、、、
Kernel panic


https://farm1.static.flickr.com/166/428096967_8c2c9b96e8.jpg

..MP-BIOS bug: 8254 timer not connected to IO-APIC
Kernel panic - not syncing: IO-APIC + timer doesn't work! Boot with apic=debug
and send a report. Then try booting with the 'noapic' option

とある。


何もしてないし、、、IPアドレス変更してリブートしただけなんだけどさー。。。
昔、学生の頃、lilo.confを書き間違えて、大失敗したことはあるのだが、別にカーネルのバージョンアップをしたわけでもないし。

発生時の環境は、IBM System x3550に、OSはRedHat Enterprise Linux 4 Update4。kernelのバージョンは写真の通り2.6.9系。
そういえば、同僚が、IBMのx3550のBIOSのバージョンアップした方が良いよー、なんて言ってたことを思い出して、


http://www-1.ibm.com/support/docview.wss?rs=0&uid=psg1MIGR-64501&loc=en_US


を参照。
BIOSの新バージョン1.04について、Fixedされているものは色々あるんだが、以下のとおり、RedHat Enterprise Linux 4 でのkernel panicに関する記載も見当たるため、BIOSのアップデートを敢行してみる事にした。

Fixed : RHEL4 Update 4 installation may experience Kernel Panic with dual CPU installed. 

その前に、dual CPUかー、、、まさかなと思い、
kernel・・・EL"smp"が付いていない方のカーネルをロードすると、すんなり立ち上がる。
なんか、躓いてるのはそれっぽいと言えばそうだし、違うといえば・・・みたいな感じではっきりしないんですが、
BIOSのアップデートを1.03 => 1.04に実施することで、無事起動してくれるようになりました。


どうも、昔からIBMの製品には嫌われているようで、相性が悪いみたいです・・・。
IBM x3550のBIOSアップデートのリリースノートの内容を見ても、まだ成熟しきっていないのは見ての通りで。
まだまだ、これからといったところでしょうか。


その後、色んな話を聞いていたら、はっきりと解決できていないっぽいので、何かわかれば再度レポートします。ふぅ。