Sun, Microsoftもクラウドコンピューティングへ

by Mor (bcnbits)


Amazon、Googleに続けと、SunやMicrosoftも動き出しているようですね。

両者とも具体的な価格やスペックはまだ出ていませんが、オペレーティングシステムやワークステーションで一世を風靡した巨頭も"あちら側"へと動き始めています。

Project Hydrazineは、サービスにより、圧倒的で創造的なクラウドコンピューティングを実現するものという。Sunでソフトウェア担当バイスプレジデントを務めるRich Green氏は、Amazonの「S3」に類似したストレージサービスを年内に開始する予定であると語ってくれた。Sunはまた、開発者や消費者がマッシュアップアプリケーションを容易に作成できるツールも開発中という。

 Sunの最高技術責任者(CTO)Robert Brewin氏は、Project HydrazineをAmazonの「Elastic Compute Cloud(EC2)」、Microsoftの「Live Mesh」、Googleの「Analytics」を組み合わせたようなもの、と描写した。

サンCEO、クラウドコンピューティングを語る - CNET Japan

Sunのサービスに関して。PaaSに近い感じでしょうか。

Martin氏は,Microsoftが今後提供するクラウド・コンピューティングに関して,3つの分類が可能だと指摘する。
1つ目は,米Amazonが提供している「Amazon EC2」のような,仮想マシンをユーザーに直接提供する「ローレベル・プラットフォーム」である。
2つ目は「Amazon S3」や「SQL Server Data Services」(Microsoftが2009年上半期にリリースする予定のストレージ・サービス)のような,アプリケーションが利用するインフラを提供する「インフラストラクチャ」である。これにはストレージ・サービスだけでなく,「BizTalk Services」のようなアプリケーションを連携するメッセージング・サービスや,「Windows Live ID」のようなシングル・サインオンを実現する統合ID基盤なども含まれると語る。
3つ目は「アプリケーション」で,Webアプリケーションやホスティング・アプリケーションをユーザーに提供することも,クラウド・コンピューティングの一種だととらえている。

【TechEd 2008】「ISVにもMicrosoftのクラウドを使って貰いたい」と担当者 | 日経 xTECH(クロステック)

Microsoftは3つのレイヤにわけて提供してくる模様。使う側としても柔軟な選択が可能となりそうです。


この界隈も、かなり賑やかになってきました。今後の動きにも注目したいと思います。