WRX STIの冷却性能アップ編(2013年)

TPS Design アルミラジエータ (WRX STI



前回、ライトまわりを一新したエントリ(WRX STI tS の外装ライト/ランプ(電装)系を一新した)を書いた際に、次回予告は冷却装置編とか書いておきながらすっかり放置しておりました。
既に2014年の4月ではありますが、2013年に行った冷却チューンのことを書いてみる。


前車のRX-7(FD3S)は水温まわりはなかなかシビアな車というか、ほうっておいたら一瞬で水温が100度を超えてしまうような車だったので、今のWRX STIはどうかということで、色々やってみたエントリです。


まず、この車を購入したのは2013年1月でしたから、その1ヶ月後くらいに、まず水温計兼ファンコントローラを取り付けることにしました。

BILLION VFC-Pro DD (Dual Digital) 取り付け

どうも調べてみると、WRX STIの純正仕様では、通常ファンがまわりはじめるタイミングが、水温が98度に達した時点という情報。通常使用ではそれで問題ないといったメーカーの判断なので、まぁ大丈夫なんでしょうが、気分的な問題と諸事情的なところで、まずは「水温計」と、どうせならということで前車にもつけていた「ファンコントローラ」を取り付けよう、と。

VFC-Pro DDは、ビリオン製の電動ファンコントローラです。
現行製品はメーター形状になっていて大きくダッシュボードに取り付けるのは色合い的にも好みじゃなかったので、コンパクトなデジタル表示の旧品にしてみました。とはいえ、これは既に販売終了品になっている品なので、程度のよい中古品を購入。
WRX STIに関しては、GRBのアプライドAまでしかメーカー確認が取れていない品ですが、説明書に各コネクタに対する信号の種類がしっかり記載されているので、ディーラーでECUの仕様・配線を確認してもらい、スプライスする感じで取り付けてもらいました。


BILLION VFC-Pro DD (Dual Digital)

で、この位置に取り付けてみた。
Dual Digitalということで、普段はこの通り2項目の表示が可能です。僕は水温と吸気温度を表示させています。
こいつを取り付けることによって、電動ファンの始動のタイミング(HIGH/LOWの双方)を自由に設定できるようになりました。


尚、メーカー確認が取れていないアプライドCモデル(WRX STI tS)でも、問題なく1年以上稼動していることをここに記載しておきます。

TPS Design アルミラジエータ 取り付け

さて、電動ファンコントローラをつけて、ファンの開始温度を自在に設定できるようになったのはよかったのですが、この車、ファンをまわしても水温があまり冷えない・・・ことがわかりました。
つーのも、WRX STI純正のラジエータは15mmコアというところで、見た目も薄い。ならば、もっと大容量のもので、、、と探していて見つけたのがこの製品。

TPS Designのアルミラジエータは、少々値ははりますが、ボルトオンの装着が可能ということで、特に車両側の加工が不要なタイプで安心。純正比2.4倍の36mmコアで容量も十分です。


TPS Design アルミラジエータ

TPS Design アルミラジエータ TPS Design アルミラジエータ

クーラントホースもサムコのブルーにして、見栄えも良くなりました。
結果、やはり高速走行だと冷え方が変わってきますね。


通常走行だとこれで十分な気もしますが、これ以上冷やしたくなるような場合、ローテンプサーモ(クールサーモ)の導入と、これはショップの方に伺ったのですが、純正バンパーだとラジエータに当たる風が不足気味なので、多くの空気量を取り込めるバンパーにすることと、風が逃げないようにすることが必要とのことでした。


と、今回はこんなところです。次回予告的に、あと書き残しておきたいこととしては、、、

  • 吸排気とその関連チューニング編
  • 電装品・メーター類編
  • インテリア/エクステリア編

の3本くらいかしら。今のところ。
それでは! =͟͟͞͞(๑•̀=͟͟͞͞(๑•̀д•́=͟͟͞͞(๑•̀д•́๑)=͟͟͞͞(๑•̀д•́


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