先週末、関東ITソフトウェア健康保険組合 (ITS) の保養施設である「トスラブ箱根 ビオーレ」へ行ってきたのですが、最高でした。という話を書こうかと思います。
関東IT健保にお世話になって約10年。はじめて抽選に当たったので、保養所のトスラブ箱根ビオーレへ。お部屋は和洋室で広くて良い。
— Y.Namikawa / id:rx7 (@namikawa) January 18, 2020
息子の要望で、チェックインして早々に大浴場へ。念願の雪景色&雪降る中での露天風呂は風情があって最&高だった... pic.twitter.com/rNCUJjwVR1
上記のような Tweet もしましたが、前職から含めて、関東IT健保に10年程お世話になっているのですが、そういえば保養施設を使ったことなかったので、試しに申し込んでみようと思い立ったのが、昨年の9月のことでした。
申し込みの流れは以下のサイトに記載があります。
以降は、時系列に沿って、私のログを残しておきます。
関東IT健保のサイトから抽選申し込みをする(1回目)
とりあえず何もわかっていなかった私は、とりあえず申し込みまくって当たりまくってもなぁ、という軽い気持ちで、一旦2つの宿をそれぞれ1日ずつ(土日)申し込みましたが、案の定、落選通知が来ました。
そんなに甘くないみたいです。
関東IT健保のサイトから抽選申し込みをする(2回目)
1回目に申し込んだ際に、どうやら当選しても費用なしでキャンセルできるらしい(厳密には、利用日の9日前までならキャンセルできる)ということを学んだので、では申し込めるだけ申し込んでみようという作戦に切り替え。
子供の学校や幼稚園もあるので、基本的には土曜に宿泊する方針は変えず、行きたい宿1つあたり、毎週土曜の4日分申し込みをかけていきました。
2回目で、1ヶ月あたりの上限申し込み数が「10」であるということに気づきます。
そういうわけで、2つの施設にそれぞれ4日分、1つの施設に2日分の申し込みを行いました。
当選通知が到着
上記で申し込みをしたうちの1つ「トスラブ箱根 ビオーレ」に当選した通知がきます。
メールには当選した部屋案内があり、指示にしたがって、宿泊者の情報について Web から記載を行い、申し込みが完了します。
その後は、宿泊日のおよそ10日ほど前に、確認の電話があり、交通手段、チェックインの目安時間、夕食のコース、夕食の時間をいつにするかの確認が行われました。
いざ、トスラブ箱根ビオーレへ
前述の宿泊施設からの電話確認で、自動車で向かいますという旨を伝えていたのですが、3〜4日前の天気予報では、雪の予報に。
宿泊日は 1/18(土) だったのですが、この日はセンター試験があるということをすっかり忘れていました・・・。
(センター試験の日って、なぜか毎年雪が降りますよね・・・w)
前日の深夜に、箱根のライブカメラを確認すると、箱根湯本付近は平気でしたが、芦ノ湖側の道路を見ると、うっすら積もり始めており、この時点で車で行くことを諦めました・・・。
ということで、当日朝に、もう1度ライブカメラで、芦ノ湖側の道に雪が積もっていることが確認できたので、電車・バスで向かうことに。
ロマンスカーで箱根湯本駅へ
箱根はちょくちょく行く機会はあったのですが、何気に電車で行くのは初めて。ということで、親子で興奮気味にロマンスカーに乗り込みました。"VSE" というやつらしいです。
全席指定席ということで最前列だったのですが、壁下付近にコンセントがありました。これは使っていいやつなのかな?
電車で揺られること1時間余り。箱根湯本駅付近の様子です。道路は大丈夫だけど、山手は積もり始めの雰囲気。
箱根湯本駅に着きました。
箱根湯本でバスに乗り換え
箱根湯本駅からバスに乗り換えて、双子茶屋というバス停まで向かいます。
箱根湯本駅のバス停に向かうと、人がたくさん並んでいて、ややうんざりしていたのですが、どうもバス停で誘導してくれたおじさんによると、この辺で運行しているバス会社は2つあり、片方のバス会社はフリーパスに対応していて、そっちは混雑するとのこと。
目的地が単一でフリーパスは持っておらず、どっちのバスも値段は変わらないとのことで、フリーパス非対応の方のバスに乗り込んだところ、確かに混んでおらず、家族4人、普通に座席に座れました。
ここから約30分の旅です。
バスはどんどん山側の方へ上がっていき、雪の量が増えていきます。
バスの車窓から、3年くらい前に来たユネッサン。雪のユネッサンも風情があって良さそう。
こちらもバスの車窓から、どんどん道端の雪が物凄い感じになってきます。
いや、これは車で来なくて正解だわ。箱根湯本で夏タイヤで走っていった日産スカイラインは無事かな。。。
無事、双子茶屋のバス停に着き、そこからトスラブ箱根ビオーレへは徒歩。4〜5分ほどでしょうか。
↑の写真の通り、少し道をそれると、こんな感じの雪道になります。
そうこうしていると、トスラブ箱根ビオーレに到着。
トスラブ箱根ビオーレのロビー
チェックインは15時〜なのですが、10分くらい前に到着したところ、すでにチェックイン待ちのお客様が3組ほどいらっしゃいました。
チェックインの手続きを済ませて、お部屋の案内で呼ばれるまでロビーで待機。
そうそう、手続きの際に、翌日のランチについての案内がありました。
- 希望者には、予約制で次の日 (2日目) のランチの注文可能
- 1日目の20時までに予約の必要あり (メニューも決定する必要有り)
- ビオーレのメニュー (イタリアン中心) か、併設されている保養施設である和奏林のメニュー (和食中心) から選択が可能
- 価格帯はかなり良心的、500〜1000円くらいのメニューが中心でした
ロビーの様子です。
中庭には既にそれなりの雪が積もっており、風情があります。
トスラブ箱根ビオーレの客室
2Fのお部屋でした。4名での利用だったのですが、部屋はかなり広かったです。
記載は「和室」だったのですが、実際には以下の写真の通り、和洋室でした。それぞれが10畳前後あり、ゆとりがあります。
ネットで調べてもあまり和室の情報がないので、残すにはちょうど良いかと。
部屋に入ると、左手に洗面室と浴室、右手にクロークとトイレがあり、正面が洋室〜和室です。
洋室部分はこんな感じ。この手前にテレビ、横に机と椅子、鏡があります。
机と椅子、鏡。と庭っぽいのがあり、机横の窓から出て行けます。
二重窓になっていて、、、
窓を開けると、外にサンダルがあり出て行けます。
ただし、雪が降っているのと、外の気温は氷点下で寒すぎるので、ソッ閉じしました・・・。
洋室の奥の和室。10畳。
洗面室と浴室です。綺麗。
尚、お部屋内には、前述していた翌日のランチのメニューがあり、妻と相談の結果、今回はゆっくり羽を伸ばしにきていることもあり、のんびり滞在してランチも食べて帰ろうという話になり、その後フロントまで予約の申し出にいきました。
あと、部屋も館内もフリーのWi-Fi (無線LAN) が飛んでいるので、スマホやPCがあればインターネット環境には困りません。
大浴場・露天風呂
ロビーから地下に降りていくと大浴場があります。
大浴場については、(当たり前ですが)撮影禁止の張り紙があったので、特に写真はありませんが、個人的には、雪の舞う露天風呂は死ぬまでに1度体験してみたかったので、控えめに言って最高でした・・・!
規模的には、大きいお風呂が1つと露天風呂が1つの計2つといった感じ。
滞在中に和奏林もあわせて、大浴場は4回ほど入りました。
(2日目、チェックアウトは11時だけど、大浴場は12時までやっていて、ビオーレ・和奏林のどちらの大浴場も利用可能。)
- 到着後 (15:30頃、ビオーレ)
- 夕食後 (19:30頃、ビオーレ)
- 朝食後 (9:30頃、ビオーレ)
- チェックアウト後 (11:00頃、和奏林)
最後のチェックアウト後以外、大浴場はほぼ貸し切りのような状態でした。
ほぼ貸し切り = 他に誰もいない or 入れ替わりで人が入ってくる or 出て行く、みたいな感じです。
ちなみに、ビオーレは客室数がおそらく14〜15室ほどだと思うのですが、要するに宿泊施設の規模の割にあまり部屋数が多くなくこじんまりとしていて、あまり他のお客さんに遭遇しないのですよね。ゆとりがあるというか。
そういうこともあり、息子とかなりのんびりお風呂を楽しむことができました。
重複しますが、初日の昼間と夜は雪が舞っていて、露天は本当に最高だった。
入浴後は、大浴場入り口にあるウォーターサーバーで、水分補給。
2Fのロビー上の廊下。
1回目の入浴後は、部屋に戻り、くつろぎながら夕飯の時間を待ちます。
廊下からはロビーの様子が眺められます。
夕食
カサリンゴ。ロビー横に入口があります。
夕食のコースについては、以下ページに記載があり、前述の通り、どのコースにするかは事前に伝えておく必要があります。
私たちは、大人は2名とも「Bコース<ベーシックなイタリア料理>」、子供は2名とも「お子様コース」にしました。
コース料理のメニュー。パスタ料理とデザートは選択制。
前菜5種盛り合わせ。
スミイカの自家製ラグーソースのリゾット。
魚と根菜のボッリート。
箱根山麓豚のアグロドルチェと大山鶏のグリリア。
クリームブリュレ的なデザート。(名前を失念した・・・w)
全体的に美味しかったです。焼きたてのパンも美味しかったぁ・・・。
小さな子供を連れて、ファミリーでコース料理を食べることなんて滅多にないので新鮮でした。子供にもテーブルマナーを教えられるし。
若いカップルや、ファミリー連れ、定年近くのご夫婦まで、年齢層はバラバラでしたが、テーブルは10〜15程度で、程よい感じでした。
ちなみに食前酒にスパークリングを注文したのですが、グラスで370円。ソフトドリンクを頼んでも160円くらいの価格感で、超良心的です。さすがだ。
夜のロビー
前述の通り、食後に露天風呂で一息つきに行くため、再びロビーへ。
雪の中ライトアップされた外の眺めが良い雰囲気。
暗くて雰囲気出ています。
雪が降る中、来るのは大変だったけど、このライトアップされた中庭の雪景色は最高だなと思いました。このまま降り続けると、帰りがかなり大変だと震えていたのですが、この後、ようやく雪は止み始めて、ちょっと安心。
夜の雪の舞う露天風呂も最&高でした。再び感動。
尚、個人的には、いつもこの辺りのタイミングでコーラが飲みたくなるのですが、館内の自販機にコカコーラはなかったので、必要な方は、事前に買っておくことをオススメしますw
(お部屋に冷蔵庫がありますので)
カラオケルーム
お風呂の後、子供たちの要望で地下のカラオケルームへ。
カラオケをするだけなら、料金はかかりません。
貸切ではないのですが、人がほとんどいないので、ほとんど貸切でした。
息子と娘はひとしきり楽しんだ後、他のお子様連れのお客様が入ってきて、交代しながらもう少し歌って、退室。
そうこうしていうるちに雪がやんだので、息子と外に出てみましたが、マイナス4度で極寒でした。
ゲームやDVDの貸し出し
夕食時に、部屋の和室部分に布団を敷いてくださっていたので、お部屋でゴロゴロ・・・するはずだったのですが。
この通り、フロントでお願いすると、ゲーム (ゲームキューブ) や DVD の貸し出しがあるとのことでして、息子はゲームキューブとマリオカート、娘はドラえもんの DVD をお借りして部屋で楽しんでおりました。こうして夜も更けたところで、この日は就寝しました。
翌朝、朝食へ
朝起きると、快晴です。これは気持ち良い朝。
ここでも雪が映えます。
朝食も選択で、私はフライドエッグにしたのですが、普段ほとんど朝食を摂らない私には、かなりボリューミーな内容で、大満足・・・を越えてしまいましたw
チェックアウト後、隣の和奏林の大浴場へ
朝食後は、ビオーレの大浴場で一息。今回も貸切状態。
そこから部屋に戻ってのんびりした後、11時前にチェックアウト。
費用は、被保険者(被扶養者)が対象となりますが、大人が5,400円/1名、子供が2,700円/1名+大人は入湯税が必要という感じです。ランチをされる方はそのお代が別途必要。
クレジットカードも利用可能です。
前述の通り、ランチを予約したのですが、12時〜なので、それまでお隣の和奏林の大浴場に行ってみることに。
チェックアウトの手続き時に、和奏林利用のためのチケットと、タオルを貸し出してもらいます。
隣の和奏林は道路を挟んで、徒歩30秒くらいです。
いい天気で、暖かく、雪は溶け始めていました。娘は道端の雪で雪だるまを作るなど。
和奏林のフロントで先ほど受け取ったチケットを渡し、12時まで大浴場へ。
和奏林は大浴場の隣にプールも併設されていました。
こちらのお風呂も、室内と露天にお風呂が1つずつ。
規模感は同じ感じでしたが、気持ちよかったです。
こちらも中庭に雪が残っており、風情がありあましたね。和奏林も機会があれば利用してみたいです。
ビオーレでランチ
ビオーレに戻ります。雪が溶けてまいりました。
朝に食べ過ぎたので、お腹を空かせるための努力が少し大変でしたが・・・w
なんとか小腹がすく程度にはなったので、ランチへ。
チキンもリゾットも美味しかった・・・。あと、↑の写真とは別にパンもつくのですが、歳のせいか、ほとんど手をつけられず。。。
ちなみにこの日のランチの利用は、ビオーレだけで3組でした。
帰路へ
ランチを食べた後は、来た道を帰ります。
フロントでバスの時間を教えてもらい、その時間に合わせて出発。
昨日とは違い、雪が降ってないので、さほど苦労せずバス停へ。やや遅れて到着したバスは、順調に巡航・・・というか遅れを取り戻すべくなのか、飛ばし気味で、そんなバスで山道を30分近く走るというのは少し過酷でしたね。。。
箱根湯本で、妻が少しお買い物をしている間に、ロマンスカーのチケットを取ります。帰りも "VSE" でした。
ロマンスカーはなかなか快適でした。子供がいなければ、普通に寝ていた気もしますが、そういうわけにもいかずw
電車・バスの旅もなかなか良いのですが、やっぱり多少は周りに気を遣う事もあり、個人的には車で出かけるのが楽だなぁということを認識した旅でもありました。
おわりに
ここまでの写真の通り、建物や内装は、全体的にシンプルモダンでまとまっていて、綺麗な作りになっています。もちろん健保の保養施設ということもありますが、値段を考えるとこれまでの人生で文句なしでナンバーワンのコストパフォーマンスです。
マジで大満足でした。最&高。
すっかり味をしめてしまった感があるので、また来月からも申し込みに励もうかと思いますw
それでは!=͟͟͞͞(๑•̀=͟͟͞͞(๑•̀д•́=͟͟͞͞(๑•̀д•́๑)=͟͟͞͞(๑•̀д•́