TOSHIBA MAGNIA Z310のBIOSアップデート (起動ディスクまわりでの闘い)

いちご白玉ぜんざいサンデー


某オークションで格安で購入した東芝製のMAGNIA Z310という小型サーバが家に転がっているのですが、そやつのBIOSアップデート記録を残しておくことにする。

TOSHIBA IA Server MAGNIA[MAGNIA Z310]
http://www3.toshiba.co.jp/dmsn/iaserver/magnia/z310/index.htm

MAGNIAのZ3xxシリーズの小型サーバは、そこそこ静音(サーバ類にしてはね)で、NICも標準で2つ付いてるし、デュアルCPUもOK。ディスクも2本積めるし、なかなかスペック的には扱いやすいサーバです。何より小型なのがGood!


で、話は戻ってBIOSのアップデートだけど、手順を眺めていくと、付属のユーティリティで起動ディスクを作成しろ、と書いてあるのだが、オークションで買ったものにはそんなもの付いていなかったので、Windows XPで起動ディスクを作成した後に、BIOSアップデートプログラムを書き込んだ後、BIOSアップデートを実施したのだが、、、

PhoenixPhlash Error

Cannot flash when Memory Managers (e.g. HIMEM)  are present

PRESS ANY KEY TO EXIT


と、真っ赤な表示が。
ボチボチ調べたところ、HIMEM.SYS等のメモリ管理ドライバ等を組み込んでいると、起こるエラーらしい。


というわけで、必要なもの(COMMAND.COM, IO.SYS, MSDOS.SYS)のみを揃えた所謂、素のMS-DOS起動ディスクを作成する。

といっても、さっき同様、WindowsXPで起動ディスクを作って、上記のファイル群以外を削除するだけだ。
とはいっても、COMMAND.COM等は、通常のOS設定では隠れていて可視化されていない。

フォルダオプション - 表示 - 詳細設定 - 『保護されたオペレーティングシステムファイルを表示しない(推奨)
のチェックを外さないと、表示されないのでご注意を。


で、再度挑戦するも、一緒のエラー。ん〜、手元にNT系列ではない、Windows98等があれば、それで素のMS-DOS起動ディスクを作るのだが。。。

結局、MS-DOSではなく、DR-DOSという別のDOSシステムディスクで、起動ディスクを作成したらすんなりBIOSアップデートできました!!


http://www.biosmods.com/download/bootdisk/drdos703.exe


上記のファイルをダウンロード後、実行することでDR-DOSの起動ディスクを作成することが出来ます。
# 一応、DLしたファイルはウィルススキャン等実施してくださいね。


ちなみに、こっちのPC-DOSでも出来そうなので、リンクを残しておきます。


http://www.biosmods.com/download/bootdisk/pcdos700.exe


使い方は、DR-DOSのものと同様だと思います。

# てか、もうあんまりフロッピーディスクなんて使わんか・・・。