エンジニア5年生、営業1年生

会社に入って、気付けばもう丸4年が経っている。


入社後、社内の最先端技術部門に配属され、4年のうち、1年半くらいは事業部等のPJ支援に出たけど、他の同期と比べたら、圧倒的に技術畑で過ごしてきた方だと思う。


技術に関しては、まだまだ勉強することはたくさんあるけど、もう大丈夫。
よく、周りにきっかけを作ってもらいながら修行してきたけど、もうある程度、自分一人でも勉強していけると思う。


ところで、今日はじめて"それらしい"営業活動に連れて行ってもらった。

昨年、提案活動前の種まき段階くらいの位置づけで、サーバ仮想化技術を使った基盤統合などの事例・技術紹介をお客さんの偉い方にプレゼンする機会は数回あったが、特定の製品にフォーカスした営業活動は初めてだ。


売る製品は、まさに自社で、自分たちのチームで開発・運用してきた製品であり、それを売る流れはある意味自然ではあるけど、上司の同行とはいえ、まさか自分が営業に出るとは2週間前までは思いもよらなかった。

が、これは上司からもらった"きっかけ"に過ぎない。新しい一歩進んだ自分に出会うためのチャンスなのだ。新しいことに挑戦することは、自分の幅を広げる可能性につながる。
だから、上司から「やってみるか?」と聞かれたとき2つ返事でOKした。


技術を要するトラブルシューティングは得意だけど、営業トークには全く自信はない。
が、上記2つとも凄まじく高いレベルであわせ持つ上司の下で活動できる今のうちに、その上司の背中を見ながら吸収できることは、盗んでおきたい。


エンジニアとしても、業務での実作業が減ってきている今、そろそろ金属バットじゃなくて、大金槌くらいで素振りしないと、1年後には他のチームメンバに負けかねない。素振りの回数が減っている分、質の高い大振りでパワーを身に付ける。

# 実戦で、空振りしないように気をつけないと。