タイトル通りですが、以下の記事を読みました。
いや〜、いいですね!こういう実体験レポートがたくさん出てきて、日本でもたくさん使われ始めるようになれば、Amazon殿も、日本への対応を少しずつ進めてくれるかもしれません。特に期待したいのは、国内データセンターの設置。
が、上記の記事は、記載上、文字数制限があるのか、全体的に補足説明が不足している印象を個人的に受けたため、一部で誤解が生じないように、気になったところを挙げてみた。
# トラックバック先は・・・ないんですね。残念。
# エラい方々が記事を書くと、影響力がありますから・・・補正しないと。
1.
設定はコマンドラインから行う方法と、Elasticfox という FireFox プラグインを利用する方法の大きく2通りがある。
Amazon公式の管理ツールである「AWS Management Console」も入れてあげてください(><)
参考
Amazon EC2をブラウザから管理・操作できる「AWS Management Console」 - 元RX-7乗りの適当な日々
SSH 接続を行う場合は、Amazon からダウンロードできる証明書から鍵ファイルを作成するなどの作業を行う必要がある。
直接ダウンロードできる秘密鍵で、そのままSSH接続できます。
ただし、PuTTYなんかを使っている場合は、puttygenで鍵を作り直す必要がありますね。
2.
EC2でスケールアウトを行う場合は、利用開始時と同様に AWS をコピーするだけだ。
誤字ですね。細かくてすいません。s/AWS/AMI/g
(2)AMI を元に、スケールアップしたインスタンスを立ち上げ
32ビット<=>64ビット のアーキテクチャの異なるインスタンス間のスケールアップ/スケールダウンはできないことに注意。
3.
一方、メモリは最大でも1.7Gだ。スケールアウトが容易とは言え、スケールアップに関してはメモリが最大の制約になることが多いのではないだろうか。
違う。
メモリが1.7GBなのは、32ビットプラットフォームである、Small、High-CPU Mediumインスタンスだけだ。Extra Largeインスタンスでは、15GBのメモリが利用できる。
64ビットプラットフォームも見てあげてください(><)
4.
従来から利用している人に話を聞くと、最近は格段に稼動安定性が高まったとのことである。
そうなのかー。。。是非、この辺の話は詳しく聞いてみたい。
うちも、20台前後のサーバを運用しているけど、障害発生率的な話をすると、ここ数ヶ月を見ると、改善はしているかもしれないが、「格段に」というほど、大きくは変わっていないように見えるんだけどな・・・。
こればっかりは確率的な話か。20台くらいじゃ、わかりませんよね(><)
まとめ

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