Amazon EC2上では365,000のWebサイトがホストされている

by Werner Kunz (werkunz1)

上記のポストによると、英NetCraftの調べでは、Amazon EC2には365,000ものWebサイトがホストされているようです。そのホスト数は過去8ヶ月増え続けており、2009年12月度と比較して、+33%の成長率だとか。

NetCraftということは、あくまでフロントエンドのWebサーバの台数だと思うので、バックエンドのサーバも含めると、関連サーバの数はもう少し増えそうですね。

昨年の9月のポストで、少し古いネタですが、Amazon EC2全体で稼動しているインスタンス数は全体で840万インスタンス、1日あたり5万インスタンスが新規で起動していると推測されていますが・・・。

もちろん毎日5万インスタンスずつ増えているわけではなく、停止(Terminate)するインスタンスもあるわけですので、増加数はもっと緩やかだとは思います。

こちらのポストでは、主要クラウドプロバイダ(並べられているサービスを見るとIaaSのようですね)の利用状況を相対的な数で評価したグラフが公開されています。

全体的な成長率は1.7%とのこと。

Amazon EC2自身は、全体の半分以上のシェアを占め、Amazon EC2とRackspace Cloud Serversの2サービスを足すと全体の94%を占める結果に。IaaSではAmazon EC2とRackspace Cloud Serversの二強といったところ。

先月は、Amazon EC2でも大きな事例となるニュースがあり、先日このブログで紹介した「米政府機関「Recovery.gov」が Amazon EC2に全面移行とのこと」や、CD/DVDレンタルの大手、米Netflixがミッションクリティカルな業務にAmazon Web Servicesを採用したり(via. Netflix Selects Amazon Web Services to Power Mission-Critical Technology Infrastructure)など、Amazon EC2をはじめとしたクラウドサービスの利用は今後も続きそうですね。