CentOS5(Xen)のDom0(64ビット)で、準仮想化DomU(32ビット)は動作不可みたい

我が家では、Xenによる仮想化環境をCentOS5の64ビット版で作り上げているのですが、前述のようにDom0を64ビットOSで動かして、DomUを準仮想化モードで32ビットOSを動かそうとしていたのですが、、、どうもインストール途中でコケるのですよ。

ちなみにXenのバージョンは3.0.3です。


んで、まぁ調べてみたらわかりました。

Red Hat Virtualization では、32-bit のホストは、32-bit の paravirtual ゲストのみを稼動し、64-bit のホストは 64-bit の paravirtual ゲストのみを稼動します。
それに対し、64-bit の 完全仮想化ホストは 32-bit、32-bit PAE、64-bit のゲストを稼動します。32-bit の完全仮想化ホストは PAE と非 PAE の完全仮想化ゲストを稼動します。

Product Documentation for Red Hat Enterprise Linux 8.0 Beta - Red Hat Customer Portal

準仮想化(Para Virtualization)では、Dom0が32ビットOSならDomUも32ビットOS、Dom0が64ビットOSならDomUも64ビットOSである必要がある、と。
今のところは、オープンソース版のXenで、Dom0とDomUで64ビットと32ビットを混在させたい場合は、完全仮想化(Full Virtualization)でやれってことね。


・・・でも、さらに調べてみると、バージョン3.0.4以降では対応されているみたいですね。バージョンアップするか〜。