第1回ライブドアテクニカルセミナーへ行ってきました

幸運にも、ライブドア様より開催案内をお送りいただきましたので行ってきました。

※ 一番最初の講演「プラクティカル Cicindela」は諸事情で、冒頭のメモが取れませんでした・・・。


私としては、livedoorのような大規模サービス群で、現状の利用/アクセス状況から、中のシステム構成、ネットワークのトラフィック状況まで、どのような運用がなされているのかを公開いただいたことに感服。

他、ライブドアでオープンソースとして公開されている、レコメンデーションエンジンについても、とても参考になりました。

壇俊光氏による「デジタルコンテンツ配信の法的問題」

金子氏の講演も面白かったですが、その後に講演された、金子氏の弁護団の事務局長である壇俊光氏の話が、ものすごく面白かったです。


やはり著作権とかコンテンツ配信の法的な問題点など、興味深い話であったのは確かですが、私がそれ以上に感心したのが、壇氏が聞き手の言葉にあわせて話をしている点です。

このライブドアテクニカルセミナーの会場にいたのは、ほとんどがITエンジニアの方だったと思います。

で、この壇氏は冒頭で「ここから"高橋メソッド"ばりの勢いで、巻いて話していきます」とおっしゃられてからは、心をつかまれてしまい、すっかり話を聞き入っていました。

早足ではありましたが、この方は本当に弁護士だろうか?と思うくらいIT技術用語をかなり織り交ぜながら解説していただきました。
この壇氏、何と情報処理関連の資格をいくつか持っている!とのことで、かなり勉強されていることが伺えました。さすがだな、と。


何が言いたかったかというと、我々も、このように聞き手のバックグラウンドを理解し、その人の言葉を使いながら話さないといけないな、ということです。

私も、日常気をつけてはいても、つい技術者の言葉で顧客に説明してしまうことがあります。顧客には顧客のバックグラウンドがあり、言葉があります。
相手に一歩でも二歩でも歩み寄って話すことが重要で、もちろんそのための勉強も必要です。


今日も、多分、法律用語全開で解説されると、私は寝ていたかもしれません。
ですが、壇氏は我々のわかりやすい言葉を織り交ぜながら、色々なことを教えてくれたので、最後まで楽しみながら聞くことが出来ました。もちろん壇氏は、話が上手いという面もありますが。


ちょっと本題からそれましたが、そんなことを感じた講演でした。

懇親会

終了後は懇親会にも参加。色々な方とお話できて良かったです。
皆さんありがとうございました。また、どこかで会ったら是非、声をかけてください。SKIPとか、SonicGardenの人です。


あと、どーでも良いのですが、皆さんから頂いた名刺を拝見していると、すごくかっこいいデザインとか目を引く名刺が多くて、少し羨ましかったです。


ライブドアでは、今後半年周期くらいで、テクニカルセミナーが開催されるとのこと。また行きたい!

第1回ライブドアテクニカルセミナー「livedoor Blog 公式攻撃マニュアル」プチ講演メモ

# 「プラクティカル Cicindela」の最後におまけで話していただいた内容

  • 2008年3月、2chまとめブログ無差別dos攻撃
    • (地獄のひな祭り)
  • ライブドアの防壁
    • (10秒くらい連続アクセスすると、DoS検知して、1分間はエラーを返すようにする)
  • もっと良い攻撃方法がある、、、が当然、社外秘とのこと


「ブログ書いてお金儲けたっていいじゃないか!」
ブログ執筆で食べている人をライブドアでは、応援しますとのこと